環境技術グループ概要

 グループ概要

 環境技術グループでは未利用資源(有機物やバイオマス等の有機資源、鉱物資源や無機副産物等の無機資源)の有効利用技術・リサイクル技術や環境浄化技術(有害物質の除去技術・不容化技術、油の処理技術)に関する試験研究並びに企業支援を行っています。またセラミックスの成形技術・焼成技術により、セラミックス製品の高機能化に関する試験研究並びに技術支援を行っています。

 このような技術相談に対応します

・県内未利用資源(無機材料、バイオマス、プラスチック、有機物等)の原料分析、有効利用技術に関すること。

・環境浄化技術(有害物質の除去技術・不溶化技術、油の処理技術)に関すること。

・セラミックス製品の高機能化に関すること

平成29年度研究テーマ

 リサイクル性を有する部分強化樹脂成形品製造技術の開発

 樹脂成形品について、素材全体では無く必要な部位のみを、リサイクル可能な状態で強化する技術を開発する。


 吸湿による凝集を抑えたセルロースナノファイバー製造技術の開発

 セルロースナノファイバー製造時の水の使用量を低減させ、かつ吸湿による凝集を抑えたセルロースナノファイバー乾燥物の製造技術の開発を行う


 廃プラ残渣中のPET選別及び油化方法の開発

 複雑に混合された廃プラスチック残渣から油化の妨げとなるPET成分を効率よく選別・除去し、有価成分を油化する技術開発を行う。


 精密微細気孔を有する多孔質セラミックスの開発と環境浄化材料への展開

 水質浄化用のセラミック散気板やセラミックフィルター等の各種用途に応じた様々なウォラストナイト多孔体を作製し、その微細気孔を精密制御するための技術開発を行う。


 ウォラストナイト多孔体の高性能化による用途開発の推進

 ウォラストナイト多孔体を水処理用の散気材や分離膜に利用するため、“耐久性”と“透過性”を高めるなど物性改善や機能強化に向けた基礎技術の確立を目指す。

これまでの研究成果

環境技術グループの専門領域

 環境有機化学技術

  • (1)有機材料有効利活用技術
        化学反応等を用いた有機物の有効利用・リサイクル技術
  • (2)木質系バイオマス有効利用技術
        炭化技術・蒸留技術・分離技術・濃縮技術・吸着技術

 無機材料応用技術

  • (1)セラミックスの成形技術、焼成技術
  • (2)リサイクル技術  無害化(不溶化技術)

対象とする産業分野

  • ・プラスチック製品製造業ほか有機系材料を扱う製造業
  • ・バイオマス有効利用関連製造業
       木材・木製品製造業、炭素・黒鉛関連製品製造業等
  • ・窯業・土石製品製造業
       ガラス、セメント、陶磁器、セラミックス製品等を扱う製造業
       窯業原料を扱う鉱工業

技術支援の事例

  • (1)バイオマス原料の有効利用技術
    • ・木酢液・油の有効利用 →(防腐剤、忌避剤等への利用)
    • ・植物の殻や炭化物を用いた油吸着材の開発
  • (2)有機物原料・製品関連
    • ・製品開発・改良:有機物の熱分解特性、樹脂原料の熱分析、樹脂中フィラーの熱分解特性
    • ・製品等不良検査:製品中の有機異物検査、プラスチック素材の材質確認、廃液中の異臭分析
  • (3)セラミック原料・製品関連
    • ・製品開発・改良:多孔質セラミックスの高機能化、陶磁器の強化技術
    • ・原料分析:陶磁器原料の分析、石灰・石膏・スラグの分析

主な開放機器